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たった2分の映像から直感したのは、音楽とけん玉へ向かう「同じ熱さ」。 damassy x KOTOSCREEN たった2分の映像から直感したのは、音楽とけん玉へ向かう「同じ熱さ」。 damassy x KOTOSCREEN
 
「○○をやりつつ映像も撮る」のが共通点の4人

Pay:「4OR~」で撮影、作曲、ラップをしてましたPay a.k.a Wildpit¢h(ぺイa.k.aワイルドピッチ)と申します。ゲンさんと組んだKOTOSCREENの他、DRIPというクルーにも所属して活動してます。
ゲン:ジャッキーゲンって言います。映像と作曲をやっています。ストロベリーパンティースっていう、うだつの上がらないユニットもやっています(一同笑)。
taji:(oh!gaに)絶対好きでしょ?ストロベリーパンティースって名前。
oh!ga:好きだね~。めっちゃかっこいいですね(笑)。
taji:damassy のtajiです。僕らは全員けん玉プレイヤーで、その中でも自分は映像の編集と、飲み会の締め担当って感じです。
oh!ga:oh!gaです。damassyではけん玉と、編集とカメラを回しています。
taji:お2人とは同年代みたいな雰囲気を感じるんですけど……
Pay:僕は今年27歳になります。
ゲン:僕は33歳です。
taji:俺らも30歳とか31歳なんでやっぱり近いですね~。ちなみにdamassyは会社の同期が中心なんですけど、お2人は歳もちょっと離れているし、どんなきっかけでKOTOSCREENを組んだんですか?
Pay:クラブで出演するイベントが一緒だったら挨拶などをするので、それでちょっと話したのがきっかけでした。でも、KOTOSCREENの結成は最近ですね。京都のヒップホップシーンで、音楽も作れて写真と動画を撮れるっていうのは僕らくらいしかいなくて。
taji:そういうところはdamassyも似ているかもしれないですね。けん玉やりつつ映像も作るとか、YouTubeで活動するっていうのは俺らしかいないから。
oh!ga:でも、実は僕ら、大してけん玉上手くないんですよ。練習する時間を普及活動に充てているので(笑)。お2人も映像より音楽活動が先だったんですか?
Pay:僕はラップから入って、作曲を始めてカメラでしたね。大学時代からずっと音楽をやっていたんですが、プラスチック関係の加工メーカーに入社して、WEB制作の部署に配属されて。仕事で製品写真を撮るようになったのがカメラを触ったきっかけでした。
会社の備品としてソニーのα57を中古で買ってもらったので、上司に「スキルアップのために、このカメラで音楽をやっている知り合いを撮りたいです」と、プライベートでの持ち出し許可をもらって撮り始めて。それでゲンさんに「最近映像撮ってるんですよ」って声をかけたと。
ゲン:僕は最初はバンドやね。ベースをやっていて、旅行好きなので写真も撮るようになって。写真の専門学校へ行って、大阪で就職してスタジオマンや、スチールの商品撮影をやっていたんです。でも、もっと自分のために撮りたいと思って。並行して音楽も続けていたので、ラッパーとユニットを組んで、ライブをしていくうちにPayが誘ってくれて、映像も撮るようになりました。
Pay:僕が自分のPVを撮るにあたって、自分がラップするシーンを自分ではうまく撮れないので、カメラをやっているゲンさんにお願いしたんです。

「京都のアーティスト」だという想いを持ってやっている

taji: KOTOSCREENってどういう意味なんですか?
Pay:京都を説明するときの「古都」と、いろいろなものを「京都の中のスクリーン」として自分らが映したいっていうノリでつけました。
ゲン:「太秦映画村」とか「東京ディズニーランド」みたいな、「地名+○○」風にしたかったんですよ。京都への思いは強いよね。それがなかったら、東京来てるもんね。
Pay:仕事にするなら、映像関係だったら東京へ行くのが一番やなって思うんですけど。僕らはそれ以前に、自分たちが「京都のアーティスト」だっていう想いを持って音楽をやっているので。
ゲン:京都から発信しつつ、いろいろなところに行くなら行きたいんですけど。基本的には京都を拠点にして、京都の地の利を生かした作品を作っていきたい。
taji:PMAはどうやって知りました?
Pay:僕がビデオSALONで見つけました。最初は「自分らの世界とは違うコンテストなんやろうな」と思ったものの、審査員の江夏由洋さんのインタビューを読んで……江夏さんって、僕らが「4OR~」で演奏しているサンプラー、MPC(※)のデモンストレーションもやってはるんですよ。そういう音楽シーンでも知られている人が「応募したほうがいい」と勧めてくれているし、カメラの制限もないので、「やってみようかな」と。

※サンプラーは音楽機材の一種で、サンプル(短めの音声データ)を読み込ませたパッドなどを叩いて演奏する。MPCは音響機器ブランドAKAIによるサンプラーの定番シリーズ。

taji:じゃあそこから、カップ麺食いつつ「コンテストどうしようか」みたいな話に?(一同笑)。「4OR~」のカップ麺食うシーン、好きなんですよ。俺らが缶ビール飲みつつ……っていうのと同じ感じですもん。そもそも動画のサムネ見たときからもう「あ、絶対この人たち俺らと似てる」って。僕とoh!gaがそこにいても全然違和感ないと思うし。

一発撮りが大前提、別撮りしたら意味がなくなる

taji:ちなみに、カメラを渡しあって撮ったりするとかっていう構想を練るのに、どれくらいかかったんですか?
ゲン:「2分間」という時間に僕らのオリジナリティ、つまり「作曲ができて」、「映像が撮れる」というところを当てはめたら、すぐに思いつきました。機材のループ再生機能を使って、音を止めずに演奏する人を入れ替えながら、撮影する人も入れ替えて。完全に2人だけで撮影と演奏を同時にやることにこだわったら、見応えのある映像になるんちゃうかな、って。
oh!ga:カット割りとか最初から考えてやっていたわけではない?
ゲン:手探りですね。ノウハウもないし、いい機材も持ってないけど、2人でどこまでいけるか。そこに挑戦するから成長するし、その成長が感動につながると思って。だから「やれるところまでアイディアを詰めてやろう」と。足りない頭を使ってね。
Pay:けん玉の動画もきっと、パフォーマンスする人が撮るからこそ発想する画があると思うんですよ。それはパフォーマンスする人と、撮る人が分断されているとハマらないものだと思うので、そういう意味で映像を作るスタンスとかは、俺らめっちゃ似てますよね。
京都って、東京みたいに映像を撮る人があちこちにいるわけでもなく、「誰かに映像を作ってもらう」となるとすごくお金がかかったりするんですよ。それで、音源は作れてもプロモートする力がなかったりして、埋もれていくもったいない状況をたくさん見てきて。

damassyさんの動画ってきっと「けん玉楽しそう。自分でもできそう」って思わせるのを目標のひとつにしてはると思うんですよ。僕らも「4OR~」で同じことを目指していて。練習したら誰でも、俺らみたいに演奏も、撮影も編集もできるから、ガンガン映像制作にチャレンジしてほしいっていう思いを込めて。最後のラップもそういう歌詞にしてるんですね。
taji:曲も全部、最初から作ってるんですもんね。
Pay:そうです。ただ曲の作りかたは適当でしたね。呑みながら酔っぱらいながら、でした。
ゲン:そうやね。ノリやな。
Pay:ゲンさんなんて、膝に赤ちゃん乗っけたままドラム叩いてましたもん(笑)。まず、ゲンさんが作ったドラムパートだけのデータを僕がもらって、僕は予めベースパートから何から一通り作ったデータをゲンさんに渡しておいて、でも、当日生で演奏して合わせたら……
ゲン:全然違いましたね。
Pay:その日だけのセッションっていうか、相手の演奏に応じて「そういう感じ?OK、じゃこっちはこれでどうだ?」みたいな生っぽい感じでした。
ゲン:ただ当日は“演奏した後、すぐカメラを持つ”ところで失敗したりはしましたね。アタマの切り替えっていうか。
Pay:そう、それが一番苦労しました。
oh!ga:カメラも定点やら手持ちやらたくさんありましたしね。
ゲン:一発撮りで収録するのが大前提の作品なので、別撮りしたら意味がなくなると思って。2人で持ってるカメラをかき集めました。

 
音楽とけん玉に向かうお互いの熱量はきっと同じ

taji:僕らは、皆がけん玉を持ってる世界は絶対楽しいと思ったんで、流行らせたいと。で、自分の回りの人にけん玉を買わせるところまでは、割とすぐ網羅できちゃったんです。その後はFacebookに自作の映像を上げたり、YouTuberになったり、映像コンテストもとにかく全部応募しよう、ドキュメンタリー映画も撮りたい……という感じで、今はさらに先へ行っちゃって、けん玉の小説書いてます。
Pay:執筆されてるんですか?
taji:そう、結構恥ずかしいんですけど「けん玉が題材で青春小説ならいけるんじゃないか」みたいな。公募の新人賞とかめっちゃチェックしてます。もちろん出すつもりですけど、ハードルが異常に高いんですよ……原稿用紙400字詰め×数百枚、つまり数万字?嘘でしょ?そんなに書いたことないし、みたいな(苦笑)。でも、そういう熱量って、KOTOSCREENさんも一緒ですよね。
ゲン:確かに熱量と初期衝動って感じやったな、俺らの場合。それをキープしていくのが難しかったりするんで、やっぱり常にやり続けていかなアカンよな。
Pay:最初この座談会の話が来たときはビックリしましたけどね。「俺、こんな人らに呼ばれて何喋ったらええの?」って。
taji:いやいや、俺らは絶対KOTOSCREENさんも同類だって思ってたんで。
Pay:僕らは音楽をやる上で映像を作る、damassyさんもけん玉をやる上で映像を作るってことを普通にやっていますけど、ただ何かをやっていて「自分らの映像を作ってみたい、でも難しいんちゃう?」って思っている人間はまだまだ山盛りいるんですよね。
実は機材も進歩していて、僕らの作品も、damassyさんの作品もそんなすごい高級機は使ってないはずなんですよ。その 「身近な機材でもこういう作品が作れる」「自分のジャンルを映像にすればおもろく発信できる」ことをうまいことみんなに伝えられれば、映像をやる人はもっと増えると思います。
ゲン:今は、スマホだけで撮れるしアプリで編集できるもんね。
Pay:そうやって出てくるモノを超えたいですね。今回のPMAは、「感動」というテーマだけで、機材もプロアマも不問で、ある意味自由型やったと思うんですよ。そこでグランプリ、準グランプリ、審査員賞だけじゃなくて、ちょっと特色のある賞があれば、グランプリは無理でも「自分のジャンルに関しては俺ら絶対おもろいから、そこ狙おう」とか。
oh!ga:「京都賞」だったら負けられないですよね~。
ゲン:どうしよ、でも絶対に観光地は撮らへん(笑)。
Pay: そういうカウンター的な発想する人間も絶対現れるし、もちろん王道を撮る人もいるだろうし。自分らの表現を広げるためのチャンスをゲットしようみたいな野心のある人も参加するんじゃないかな。

みんなで京都へ“けん玉修学旅行”に……!?

ゲン:僕は、今回みたいなミュージックビデオだけじゃなくて、もっと「京都にはおもろい人がいる」っていうのを音楽と映像を介して作っていきたい。映画も好きなのでショートフィルムとかを作って、世界に発信できたらなと思ってます。
Pay:僕らは自分たちで音楽をやってるんで「映像作家としてヒップホップの映像を撮る」んじゃなくて、「ヒップホップミュージックをやっている人間がヒップホップの映像を撮る」っていうのが味のひとつかなって思ってて。だから「こういう演出がかっこいいんじゃないか」とか「そのキャラだったらこういう演出が合う」というところを共有しやすい。逆に「それはダサいよな」とかもわかってるから安心してください、とか。自分の音楽が映像を作るときの共通言語になっているのは感じます。今後はこの「両方作れる」のを生かして、今までにないものを提案できるようにトータルでスキルを高めたいですね。それこそ、けん玉やってる音を僕らがサンプリング(サンプラーに読み込ませるために録音する)して音楽作って、その映像を撮ったりとか。
taji:実は僕ら、知り合いにけん玉の音で音楽を作ってもらったことがあるんですよ。

ゲン:(動画を観ながら)これ結構好きっすね。ブレイクビーツやな、ちゃんと。
Pay:しかもエフェクトをガンガンかけたりしないで、生に近い音で。すごい構成力のある作品ですね。
oh!ga:おぉ、解説がすげぇ(笑)。
ゲン:これをやるってだけでドキュメンタリー1本作れそう。それにアサラト(※)を演奏する友達とか紹介したいな。
Pay:アサラトとめっちゃ近いですね、音の鳴り方が。

※西アフリカがルーツの民族打楽器。紐の両側に小さな粒が入った球がついており、紐に指をかけて振ったり球同士をぶつけて演奏する。

taji:KOTOSCREENさんともこういうコラボがやりたいよね。京都まで行きますよ。
oh!ga:そうそう、出張しよう。
Pay:京都なんで修学旅行で(笑)。
oh!ga:(笑)。もう、新幹線乗るところから撮るよね。
ゲン:(曲も)作るで作るで俺ら。家泊めるで。
taji:ちなみにギャラはけん玉になりますけど、3本でいいですか?(一同笑)。

damassy taji & oh!ga

「ENJOY KENDAMA LIFE.」をスローガンに掲げ、ひとり一本けん玉を持つ世界にするため活動している集団。メンバー全員、普段は会社員。企業活動以外はけん玉普及のため、自治体イベント、YouTuber、映像コンテストへの出品等を行う。最近はけん玉をオリンピック種目にすることにお熱。
︎https://www.youtube.com/c/damassy

KOTOSCREEN

ストロベリーパンティースのジャッキーゲンとDRIPのPay a.k.aWildpit¢hがタッグを組んだクリエイティブユニット。古の都京都にて音楽活動に精を出す傍ら、ミュージシャンとしての「ノリとアイディア」を重視したスタイルで動画制作を主軸に奮闘中。

■ジャッキーゲン(写真左)
京都発コミックヒップホップバンドストロベリーパンティースでサンプラーを用いて作曲を担当。またユニット内の動画等も手掛ける。友人のPayと共にクリエイティヴユニットKOTOSCREENとしても活動、他にも様々なミュージシャンとのセッションやペインター、舞踏家とのコラボレーションも行っている。好奇心と快楽が弱点。
▶︎︎http://strawberrypanties.com/

■Pay a.k.a Wildpit¢h(写真右)
京都を拠点に活動するHIPHOP CREW「DRIP」に所属するラッパー。作詞・作曲の他ライブ写真等の撮影、MV制作を通して京都のHIPHOPをおもろくするために日々挑戦中。2016年には自主制作アルバムをリリースし、ジャッキーゲンとKOTOSCREENを結成。キープマイペース・キープマイグルーヴが活動のモットー。
▶︎︎http://wildpitch-works.com/

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