会場の4Kシアターにはノミネート作品に選ばれたファイナリスト11名をはじめ多くのお客様にご来場いただき、イベントスタート前から熱気があふれています。
オープニングムービーで会場のボルテージが一気にあがります。
MCはソニービジネスソリューション株式会社 マーケティング部 戸梶の挨拶でイベントがスタート。
ソニービジネスソリューション株式会社 マーケティング部 統括部長 小峰より主催者挨拶。
本イベントに込めたソニーの思いを語りました。
江夏由洋様
「みなさん、こんにちは、江夏と申します。今回この『ムービーアワード』という、クリエイティビティーや僕らの心を刺激してくれる場所をソニーさんが作ってくださいました。
僕が審査員でいいのかという思いもありましたし、本当に悩みました。すごく大変でした。
すごくクオリティーの高い作品がたくさん集まってまして、その中から1本とか2本とか選ばないといけない中で、どういう視線で作品を選んでいけばいいのだろうかとか。僕もたくさん作品を作る側の人間なので、作る人の想いが、全作品に込められていたのではないかと思います。
僕も毎日映像を撮影・制作してますけども、こうして同志が集まれる機会は非常にありがたいなと思っています。
今日は表彰式ということで、どうしても賞などを判断しないといけない部分もありましたが、最後に人に見てもらうことで作品は命をもらうと考えています。
みなさんの素晴らしい努力に僕も本当に勇気づけられましたし、僕も頑張ろうと思える機会をいただきました。ありがとうございました。」
カツヲ様
「ご紹介いただきました、カツヲと申します。僕は普段は企業のwebCMを主に作っています。
皆さんがこういうクライアントがいない状態で自由に発想した時に、こんなにも面白いものができるっていうことが、なんだか見ていてすごく羨ましくなりました。
自分はもともとスチール出身で今は映像業界にいるんですけど、写真の頃はよく作品撮りというものをやっていたんですが、みなさんのいろんな角度だったり、アイデアだったり、物語とフィクションだったり、人によって本当に全然ちがう角度からのコミュニケーションを見ることができて、それが本当にすごく新鮮に感じました。素敵な作品をありがとうございます。」
(※熊澤尚人様は所用のためご欠席となりました)
ノミネート全11作品のご紹介です。
いよいよ各賞の発表がスタート。緊張の一瞬です。
笹本正喜様
「審査員賞に選んでいただきありがとうございます。ちょっとドキドキしていましたが、感動しています。 なかなか大変な撮影でしたが、撮って良かったなと思えます。」
百野健介様
「賞をいただきありがとうございます。これは知り合いのカメラマンに「応募したらいいんじゃないか」と教えていただいて、イチから自分で構成・撮影・編集までひとりでやることになりまして、今は本当に作ってよかったなと思っております。 本当にありがとうございました。」
坂野彰太郎様
「審査員賞に選んでいただき、ありがとうございます。こういう映像を作るのは初めてで、どうなるか分からなかったのですがこういうキッカケがあって本当に嬉しいです。 ありがとうございます。」
準グランプリ
Happilm(大石健弘)様
「映像って、本当に「感動」という今回のテーマの通り「人を動かす力」がすごくあると僕は思っていて、こういう撮影の場を皆さんに与えることで、もともと思っていた家族への思いとか、友人への思いが表れる場として機能しているのではないかと思っています。
こういった賞をいただけた事を嬉しく思いますので、今後も人の心を動かす映像を撮り続けたいなと思っています。本当にありがとうございます。」
グランプリ
長濱えみな様
「作品に出ていた男性は私の弟なんですけど、弟の成長過程がすごいなあと。 わたしの場合は「泣く感動」ではないんですけど、本当に感動してたんですよね。
自分の中でこの映像は、感じているものは全然映しきれていなくて。 映像って本当に自分自身の状態が出るので、今回このアワード用に編集したんですけど、本当はもっといいんです。弟は本当はもっとすごい苦しみもありますし、いろんな感情があるんですけど、片足が無い姿を私は編集していてあまり載せられていないんですよね。 というのは、あまり撮ってなかったんですよね。片足が無い姿を。それで、弟がすごくいい言葉を言っているのに、それに合う撮影素材がなかったんです。
そこで自分の課題だなって思っていたのが、弟の成長を一緒に見て自分も成長しているんですけど全然足りていなくて、自分自身の人格をもっと身につけないと、良い映像は作れないなということをこの映像でまた学んだので、またリベンジしながら、自分の成長も加えながら弟の人生を撮れたらいいなあと思っています。ありがとうございます。」
受賞者を囲み出席者で記念撮影。
表彰式のあとはレストランに場所を移してのアフターパーティー。
審査員の江夏様による乾杯の音頭で会はスタート。
パーティーにはソニーから商品企画担当者や設計担当者も出席。映像談義から、全く関係ない笑い話に至るまで和気あいあいとした雰囲気の中、話が盛り上がります。
「19_29」佐々田 天様
「親父の背中」坂野 彰太郎様
「君が、教えてくれたこと。」長濱 えみな様
「響子先生への家族授業」Happilm(大石健弘)様
「地上にて」百野 健介様
「問題です。彼らは何をしているでしょう?」damassy様
「私とわたし」佃 尚能様
「End Of Asia ~アジアの端の不思議な帽子屋~」笹本 正喜様
「made in earth」溝井 誠様
「See The World」RYO様
そして、終了の時間。来場された多くの方から「楽しかった!」「来年もまたやって欲しい!」とのコメントをいただき、大盛り上がりのイベントになりました。
今回、映像制作機器メーカーとして、機器を製造するだけでなく、それを使ってくださるクリエーターの皆様が活躍できる場、アピールできる場を少しでも提供したいとの思いからスタートした本アワードですが、お陰様を持ちまして250作品以上という大変多くの作品をご応募いただくことができ、本イベント中も非常に多くのお客様から、今回の活動についてポジティブなコメントをいただきました。今後もこのような活動を通し少しでもコンテンツクリエーションの世界を盛り上げるお手伝いができればと思います。
参加いただきましたクリエーターの皆様、本当にありがとうございました!