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島根県 石見焼

 

2007年世界遺産に登録された石見銀山。“石”を“見る”と書いて「いわみ」と読む、旧石見国一帯で作られている陶器の総称が石見焼。大型の水瓶(「はんどう」と呼ばれる)が代表的な陶器。上水道が普及する以前、はんどうは水道代わりの水瓶として全国各地で人気を博していた。その当時、100軒を越える窯が存在していた。 上水道の普及に合わせて、はんどうの需要が激減し、一気に窯元が減ってしまった。が、耐酸・耐塩・耐水に誇れる陶器ということで漬物や、梅干し、味噌の貯蔵容器としては人気に。
しかし、大物(大きい焼き物)こそが、石見焼の真骨頂だと語るのが、石州嶋田窯の嶋田孝之さん。

「45年やってるけど、まだ一人前じゃない」と語るのも嶋田さん。自分で考え仕事を作り出すのが職人。使ってもらって喜んでもらえるものが作れてこそ職人。自分の満足したものだけを作っていたってだめなんだと。「お客さんに喜んでもらえるものを作っていかないと」とも、語る嶋田さん。生涯一人前を目指すその気概が、嶋田さんの作る石見焼には込められている。

撮影場所
石見畳ケ浦/松江水郷祭湖上花火大会/大久保間歩/石見銀山/大森の町並み/立久恵峡/黒松海水浴場
撮影協力
石州嶋田窯 嶋田孝之氏
使用機材(ソニー製品)
XDCAMメモリーカムコーダー PXW-FS5K
デジタル一眼カメラ α7R II
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ SEL70200G
デジタル4Kビデオカメラレコーダー アクションカム FDR-X1000VR
エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-VG1
ワイヤレスマイクロホンパッケージ UWP-D11
業務用SDカード 2SF-64P
ポータブルストレージ PSZ-SC96/PSZ-RA6T
※動画はFS5、静止画はαで撮影していますが、一部FS5で撮影した動画より切り出した写真も掲載しています。

撮影後記

大森の町並み

お勧めの撮影/旅スポット「大森の町並み」地区

世界遺産 石見銀山にほど近く、歴史的な建造物が当時の面影を今も残す町です。

世界中を見て回り、そして国内も8割ほどの県を巡った経験があります。が、この町並みの風情は、日本人として(その当時を知りませんが)懐かしく感じられるものです。これほどまでに時がゆったり流れる美しい町並みは、他に見たことがありませんでした。

撮影時は、生憎の曇り空で絶景を映し出すことはできませんでしたが、島根を撮影される時には、絶対にお勧めしたい場所です。観光にも適しております。

撮影時間に関してですが、大まかなアドバイスになってしまうのですが、北から南に向かって町並みが伸びているので、そこまで太陽の位置は気にしなくてもよいかと思います。
*撮影は、午後の時間帯でした

(溝井 誠)

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